アニメの残虐シーンを考える。

昔、「もののけ姫」と「エヴァ」がほぼ同時期に公開されたときに、その両者の残虐シーンの比較がちょっとだけ話題に。

名作アニメの香りただよう「もののけ姫」ですが、ちょっとだけ残虐シーンが。つーても引きの絵で、刀で戦ってる武者が「首ちょんぱ」される、ただそれだけなんですが。しかし宮崎アニメの空気感の中では、それだけでもかなりの違和感が。

対して「エヴァ」は、ストーリー自体がどんどん凄惨な話になっていて、それに合わせて残虐シーンが出てくるので、はるかにきついシーンでも、違和感はない。要は、その残虐シーンに、必然性はありますか?ってところね。

しかし、実は、両者ともまだまだ甘い。
残虐アニメといえば実はこのヒト、「ガンダムシリーズ」の富野カントク。この人が描いた、ワビサビの効いた、枯れた味わいのこんな残虐シーンを紹介しましょう。

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ある登場人物が、野望のため自らモビルスーツに乗って戦うが、武運つたなく、死んでしまう。

半壊したモビルスーツの、コクピットハッチが半開きになっていて、死んだその人物が、外に手をのばしている。

外にのばした、手だけが見える。その手の表情は哀しく、空に向かって突き出されている。なにかを、つかもうとして力尽きた、その手。

それを見た女性キャラが言うのだ、
「あれ、外に出たがってるんだよ…出してあげようよ…」。

うん、やさしい、温かい言葉ですよね。

しかし。それを聞いた主人公が、ぽつりと言うのだ。
「でも、あれ、…
 

 

 

腕だけかもしれないですよ…」




…。

いやああああああああああああ!!!(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

 

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