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頭文字Dの魅力。(香港映画だが舞台は群馬の山奥です)

道に迷ったとき、いつも自分を正道にひき戻してくれるマンガがある。
頭文字Dだ。
 

てなわけでですねー。頭文字D好きなんですけど、中でも、高橋涼介というキャラが、好きなんですよ。

医者の息子で、医大生。そして、天才ドライバー。つまり、お金持ちで頭がよくて才能がある。おまけにかっこいい。そんなキャラなんですが。

この男は、とにかくストリートでのドライビングテクニックを極めることを至上の目的としていて、自分自身のドライビングのデータをコンピュータ解析して
「公道最速理論」
なる独自のドライビング理論を編み出し、その理論を実証するべく動いている。

そして、紆余曲折があって主人公たちとともに
「プロジェクトD」
というストリート・レーシングチームを結成。自らはチームリーダーとして采配を振るう。つまり、主人公たちから見ると、指導者の立場にみずから成ったんですね。
 

何が好きかっていうと、その指導者としての器の大きさ。
 

「プロジェクトD」の活動内容は、ホームページで遠征先の峠道を発表し、その峠の地元の走り屋と対戦し、その勝敗、およびタイムアタックのレコードを発表していく、というもの。そうやってネットで結果を発表している以上、当然勝たないと恥ずかしいわけですが、この男は、目先の勝敗などこだわってはいない。

目的はあくまでも、主人公と、やはり走り屋である弟を、ドライバーとして成長させること。
 

ある戦いで、主人公は敵の奇策にはまり、苦戦を強いられる。コーナーでまったく相手についていけず、ストレートでの勝負をするしかない、という状況に陥るわけです。圧倒的なドライビングテクニックをもち、常にコーナリング勝負で勝ってきた主人公にとって、これは屈辱。

「ストレートで勝ったからって、それで涼介さんに認めてもらえるのか?」

なんて思って死に物狂いでコーナリング勝負を挑むが、通用しない。で、最後のストレート。ここで勝負をかけるかどうか、主人公はめちゃめちゃ迷うわけです。あえていったん勝負を避けて、二本目で再度コーナリング勝負を挑もうか、と。
 

そのとき、戦況を見守っている高橋涼介は、心の中でつぶやくのです。

「小さくまとまるなよ」と。
 
(二本目にもつれこんでもいいと考えてるようなら…それはまちがいだぜ藤原…きれいな勝ち方にこだわるな…ひとりよがりのこだわりをもつことは自分の殻を小さくすることだ…小さな殻でまとまってしまえばそこで成長は止まる!…ストレートで抜くことに抵抗を感じるようならそれは驕りと甘えだ…勝ち方に美学は必要ないぜ!行け!藤原!)。



「コーナーで勝たなきゃ…」なんて小さなこだわりは、しょせん自分の中だけの問題。勝負の世界は、結果が全て。

「目先の勝ち負けにこだわらない」というのと「勝負の世界は結果が全て」というのは矛盾しているようですが、勝ち負けそのものが問題なのではなく、勝利への貪欲な姿勢、これを、主人公に教えることが彼の目的なんだなー。

結果的に主人公は、ストレートでのスピードで劣っていることを自覚している敵の露骨なブロックにぶちきれ、
「(夜のレースなのに)ヘッドライトを消して死角にもぐりこむ」
という必殺技で快勝するんですねー。

(ちなみにプロレーサーの土屋圭市氏によると、一時的にヘッドライトを消すのは実際に、戦術として有効なんだと。ライトを消すとエンジンへの負担が減り、トップスピードが時速にして4キロ程度は上がるためギリギリの勝負ではアドバンテージになるって)。
 

さらに言えば、そうして主人公たちの成長を促すことを念頭においてバトルフィールドを用意している。

ちなみにこの回の戦いにおいては、ちょっと高すぎるハードルだったかもしれない、とチームメンバーに話すのだ。いわく、
「これは、俺のミスだな、と…」。

それをきいたメンバーが、涼介でもミスするのか?ときくと、涼しい顔で言うのだ。



「しょっちゅうさ。ハッタリでごまかしてるけど内心はひやひやものなんだ…」

…こういうことをさらっと言ってのけるのがまたいいんだよなー。
 

ちなみにこの高橋涼介というキャラクターを好きになった理由は、これも多分指導者としての資質に不可欠だと思われる
「自分自身の成功に対しては無欲」
というところ。

その、ドライバーとしてのあまりの才能に目をつけたレース関係者にスカウトされるが、あっさり蹴ってしまう。彼にとってはあくまでも、とにかくストリートでのドライビングテクニックを極めることだけが至上の目的だから。

「もったいないとは思わないのか?!誰もがあこがれる光の当たる道を、歩きたいとは思わないのか?!」
と問いつめられたら、あっさりこう返答。

「思いませんね。マイナー志向が、性にあってるんでしょう」
 

かっこよすぎ(笑)。
 

…そんな高橋涼介の出番は、あまりないようで残念なんですが。。そんな「頭文字<イニシャル>D THE MOVIE」は9月17日より公開です。
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