スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【福岡西方沖地震 福岡市・前原市など被害甚大】

「あれ?」
車体が、前後に大きくローリング。

車を運転してたら、突然、波にゆられる小舟のように、車がローリングを始めたんですわ。

「なにやってんの?」
「いや…強風にでも、あおられてるのかな?」

とか言ってたら、今度は、そのローリングが横に来た。

ぐわん、ぐわん。

「おおっ?!」
「故障?」
「駆動系のトラブルかな?」

なんだかよくわかりませんが、走行中に車体が異常な挙動をおこしたときはとにかく、両手でハンドルをがっちりキープしつつ後続車の追突に気をつけながらゆるやかに停車するのが基本っすよ。

で、停車して、ギアをニュートラルに入れてもそのローリングがおさまらないので、
「こりゃあ、車じゃなくて外の異常だぞ」
と思って、とりあえずまわりを確認したですよ。

そしたら、周辺のビルの看板が、ぐらぐらゆれてるので
「こりゃ、地震じゃないのか?!」
「ええ!これ、地震なの?!」

そう思って反射的に頭に浮かんだのが

「津波!!」

 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 

わりと海の近くの商業地区に向かっていたので、反射的に、スマトラ島のあの大津波の映像が頭に、浮かびましたですよ。

とにかく、津波が来そうなときは、高いところに逃げるのが基本っすよ。

とりあえず、海とは正反対の方向にUターンしつつ、立体駐車場(エレベータータイプでない、普通のスロープ式のやつ)を探しました。いざとなれば、車ごと高いところに避難しよう、というわけ。

そしたら、一分もしないうちにかなり高い立体駐車場を発見。これで、いざというときは逃げ込める。

その間に、MDを停止して、カーステをラジオに切り替えました。てか、ラジオは災害対策の基本っすよ。

そしたら臨時ニュースで
「予想される津波の高さは50センチ
といっていたので、とりあえず津波は大丈夫、といったところで、お互いの実家に電話をかけてみる。
…ケータイつながらん!!

間髪いれず、今度は公衆電話をさがして車で爆走。てか、災害が起きたときの通信手段は公衆電話が基本っすよ。



とりあえず、地震発生から10分後にはお互いの実家の無事を確認。さあ、じゃあ、おいらのうちは大丈夫か?

 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 

おおあわてで家に戻ってきて

「ああ、…大丈夫だ、なんともない」

といいながらも、よく見ると高い位置においていたものは全部ぎりぎりまで前にせり出してきててさあ。

タンスとかも、一二歩歩いていて。大丈夫といいながら、結構きわどかった。もし家にいて、居間の棚の一番上のスピーカーとかが、飛んできていたら…。

写真:我が家のガンダムたち。
本棚の本が前にせり出してきて、圧迫されている。
05032201
フォースインパルスだけは、落ち着いてますね。
やつは、飛べるから。

写真:高所にある割れ物は、すべて床に。
05032202
05032203
スピーカーとかも、余震がおさまるまで床においとかんとまずい。

 

「あ!これ、やばい!」

食器棚の一番上に置いてた茶碗蒸し入れの食器が、食器棚のガラス戸に、寄りかかるように倒れてる。

「…これ、戸を開いたら、落ちてくるね」
「…ぜったい、落ちてくるね…」

なんとか、戸をちょっとだけ開けて、棒で押して元に戻せないか、やってみたんだけど。

…がしゃーん。

食器本体は助かったものの、ふたは見事に落下。まあ、実質、うちの被害はこれだけでした。

(もっとも次の日、風呂場にちょっとだけ亀裂が入ってるの、見つけちゃったけど…)

さて。

「さあ、メシでも食おうか!!」
「はあっ?!」


 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 

妻の、しらーっ、とした顔。

(コンナジョウキョウデメシナンカクエルカヨホンキデメシクウキカヨオマエハ)

と、妻の顔には書いてある。

「だってさー。腹が減っては戦はできぬ、っていうだろ。修羅場に直面したら、まずはメシ!!これ、常識!!」
「…」

大体。

阪神大震災や中越地震を思えば、メシがいつ食えなくなるか、わかったもんじゃない。

食えるときに、メシを食っとかないと!!次は、いつ食えるかわからないんだぞ!!

「昨日実家からもらった、冷凍ピラフがあるだろ?あれ、温めるから」
「はあ」
「とにかく、メシ!メシだぞ!腹ごしらえしてから、あなたの実家の様子を見に行こう!」

 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 

当たり前ですが、お腹がふくれると、少々精神的にも余裕が出てくるものです。腹へって、いらいらした状態で動いても、いい結果は出ないと思うんですよ。

で、メシ食いながらニュースを見てたら、天神の映像が。

「…福ビルが…」

たくさんの人が書いてますけど、なんでみんな、あんだけ窓ガラスが割れてんのに、平然と下をとおってるんでせうね。

のんきだ。
のんきすぎる。



落ち着いたところで、iモードで福岡の知り合いのホームページをチェック。うーん、さすがにみんなパニくってます。
とにかく、自分ちの掲示板に
「無事」
と一報を。




そして、すぐに車で妻の実家へGO。

先ほどの公衆電話での安否確認では、ケガなどはだれもしていないが、食器がだいぶ割れて、瓦なども破損しているとのこと。とにかく、状況を直接目で見ることで、動揺している妻を、安心させなければ。



「こんにちわー」

しかし、着いたときにはもう、あらかた後片付けは終わっている状態で。屋根の壊れた部分にブルーシートが張られていることを除けば、別に、普段と変わりなかった…。

(余談ですが、妻のお父さんはかなり用意のいい人で、普段からブルーシートを用意していたんですが、周辺のホームセンターなどでは早速ブルーシートが消えていた模様。一軒家に住んでる人は、普段からブルーシートを用意しておくと災害対策上非常によろしいようです)。

が。

いや、妻の実家のその周辺は、割といろいろ、被害を受けてましたよ。

 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 

とりあえず、妻の実家の近所の、妻の妹の家に移動。

…うひゃー。

通り道にある、妻の実家のご近所さん。かなり、瓦がぶっ壊れてました。

写真:
05032204

アップにすると…
05032205

さらに、家のすぐそばまで寄ってみると、
05032206

妻の妹が住んでるアパート(鉄筋コンクリート4階建て)にたどり着くと、

写真:
05032207
…これ、基礎が浮いちゃってんですよ。



で、妻の甥っ子(中学3年生、今度高1)は、道を歩いていたら目の前のビルからガラスがどどどどど、と落下してきて、あと少しで大ケガするとこだったらしい…(怖)。

夜になってから気がついたけど、妻の実家の家屋の一部に、40年くらい前に建てた部分があるんすけど、そこに、かなり大きな亀裂が入っていた…。修理に、いくらかかるんだろう…。

 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 

妻の実家方があらかたかたづき、おいらの実家は損傷なし、とのことで、

「さあ!温泉に行くぞ!!」

…どかーん。

だってさー、疲れきってんのに夜遅くなってからお風呂入れるのめんどいじゃん、それに狭いお風呂に入っていて、余震とかきたらこわいじゃん。

というわけで、薬院の湯へGO!!ばっちりリフレッシュして家に帰って、

「眠れる、かなあ?」
「眠れなくても、横になるだけでも、少しは疲れがとれるからさあ」
「そうだね」

ぐー。




…二人とも、猛烈に熟睡しましたとさ。

 
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
 

ところでおいらは、バランスと振動に極めて鋭敏な体質なので、人が気がつかないわずかな余震でも、感知することができるんですよ。

もう、ひっきりなしに余震来てます。

みんな、でかいゆれが来るたびに
「びく」
と来てますけど、おいらは人の十倍くらいの回数、ゆれをキャッチしてるんで逆に、
「…なにをみんな、いまさら騒いでるんだ。あんたたちが感じないだけで、バンバン余震は来てるのに」
という感じもします。



で、思うんですけど。
「逆に、福岡は安全」。

ニュース報道によると、福岡はもともと頑強な玄武岩の岩盤の上に乗っかっていて、他の地域に比べれば地震の影響は少ないんだそうな。

ルナ・チタニウムの装甲で防御されてるようなもので、そりゃザク・バズーカを食らえばやられるだろうけど、ザク・マシンガンくらいはなんとか大丈夫、って感じですか。



あとはとにかく、普段からの準備ですかねえ。わが開発部のチーフなんか、家具のすべてに例の、耐震粘着シートを装備してたので、ゆれても何も起こらなかったそうな。やっぱり、あれは威力ありですね。地震に対してはガンダムシールド並みの防御力がある(その心はザク・バズーカでも直撃さえしなければ大丈夫)ということか。

うちは、さすがにそこまではしてなかったけど、枕元にでかい懐中電灯とラジオと何日か分の電池、お金に非常食、常備薬とかも用意していたので。欲を言えば、非常用の飲料水とかも備蓄しておくべきだったか。あと消火器。



そうやって普段から備えをしておくことは、本当に大事だ、と痛感させられた福岡西方沖地震でした。


関連記事
カテゴリー
ブログ内検索
リンク

RSSフィード
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。