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役者・筒井康隆を追え!(1)

…だから言ったのに(私信)。
エゴイストの集団にいつまでもディープに関わっていると自分を消耗するだけなので、距離を置いてつきあうのが、利巧ってもんです!こんにちわたらみユーイチです。


えーと。個人的な話はおいといて。本題、本題、っと。

今日の部活は、「演劇部」です!!
 

最近、ある人とメールのやり取りをしてて、筒井康隆氏の話になりまして。

それで、改めて思ったんですよ、
「やっぱり最高だ!!香取慎吾に、拳銃でぼこぼこに撃たれまくる、やくざのボス役の筒井康隆の演技!!」
 

筒井康隆。日本SF小説界の重鎮。というよりはもはや、日本の文壇の
「アグレッシブ部門」
の先駆者でありトップランナーでもある、偉大な小説家であるんですが。

実はこの人、役者としての活動も、ばりばりやってるんですね。

ファン以外にはけっこう、知られていない話ですが、この人、若いころはマジで役者を目指していて、地元大阪では演劇コンテストで賞をもらったりとかもしてて、役者としてかなりの実力を、持っていたようなんです。

しかし、諸事情により、役者をすっぱりと止め、デザイン会社などにちょいと勤務したあと、小説家に転向。その後の、小説家としての大活躍は、世に知られるとおり。

ところが。

いわゆる「自主規制問題」を原因として、この人、一時断筆を宣言しちゃったんですよ。

さあ、仕事がなくなっちゃた。どうしよう?というところでオファーがきたのが、自身の小説
「時をかける少女」
のドラマ版への、役者としての出演。
 

もー、おいら、

「あの筒井センセーの役者としての力を、ついに目の当たりに出来る!!」

と、コーフンしまくって。主演の内田有紀そっちのけで、筒井康隆氏を、見まくったですよ。

それは、原作にはない役で、主人公のさまざまな悩みに対して、含蓄あふれるアドバイスを与える、いかにも人間的深みにあふれたキャラクター。
 

はっきりいって、好演でした!!
 

やっぱりねー、どうしてもドラマ初主演ということで、少々のぎこちなさは、目をつぶるとして(笑)。

しかしながら、その少々ぎこちない演技には、のちの筒井氏の役者キャリアにつながる要素が、しっかりと含まれていた。

筒井氏のそのときの演技は、堅実そのもの。基本に忠実、というよりテレビドラマでそこまで基本に忠実な演技をしてると、浮いちゃうよ?という、そこらへんが、ややぎこちなさを感じさせる要因でも、あったのですが。

しかし、これが、ぎりぎりのところで、浮かないんだねー。

抑制のきいた演技は、主人公である内田有紀の存在を光らせ、また、自身の存在感も、しっかりアピールしていた。

違和感が、まったくないのだ。「あとから考えると、ちょっとぎこちなかったかなー(笑)」とか、思うのだが、見ているときは、ドラマの流れの中で、実に自然にストーリーが進行していく。それでいて、あとで、妙にそのシーンが、頭に浮かぶのですよ、これが。
 

つまり、ぎこちなかろうが経験不足であろうが、その演技は、

「最初から次元がちがう」

演技だった!!
 

もう、そこらへんの駆け出し役者や、ポッとでのタレントアクターや、ましてやタレント化したおちゃらけ小説家が勢いでドラマになんか出ちゃいましたよ、みたいな連中とは、最初から、

「演技に対する意識がちがう」

わけですよ。
 

その視点は、常に、ドラマ全体の流れを、見据えている。
そして、その中で、自分の演技に何が求められているか、冷静に計算している。

たとえ、その計算どおりの演技が、思うようにできなかったとしても。
”最初から計算すらしてない連中”がいかに、目の前のシーンをきちんと演じきったところで、最終的に印象に残るのは、前者である。
 

成長しきったシマウマと、赤ん坊のライオンとでは、しょせんライオンのほうがチカラが強いのだ。
 

堂々たる
「役者・筒井康隆の誕生」
である。
 

と、いった感じで。
今、おいらの脳内では、「役者・筒井康隆をもっと見たい・知りたい!!」というムーブメントが、もーれつに湧き上がってきてるですよ。
 

うーん、単なるイントロのつもりが、えらい長文になってしまった。というわけで、このホムペでは今後も、折に触れて役者・筒井康隆を追いかけていく所存であります。

よろしく。
(このホムペは、休日以外月水金更新、をうたってますが、水、木と社長が本社から来社するそうなので、火曜日に更新しときまーす)(笑)。
 

追記:
たとえば、筒井康隆という役者はこういう場面でこそ力を発揮するのだ、という一例。
 
 
 
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